著者・Kenji Aso

【作品】


【光の塔】~lovepoem~

僕らの心の中では暗闇が広がっている。

だけど遥か向こうで小さな光が見えないか?

それが愛の世界に灯るネオンの光だったらいいいな。

あの光が見えるなら、それぞれに歩いてくれないか?

なんか楽しそうで、人の笑い声も聞こえてきそうな世界へ向かって。

あの場所で待ち合わせをしよう!

暗闇に呑み込まれてしまって、

行方が分からなくなってしまった仲間達へ。

あの光が君の心の中で見えなくならないように、

今、僕は光の塔を建ててるところなんだ。



【ロマンチックな夜に】~lovepoem~

ロマンチックな夜に四両電車が停まる。

中には何人か乗っていた。

しばらくすると、また電車は走りだす。

山の裾野に広がる街明かりは、星を散りばめたようにキラめいていた。

川沿いでは花火が舞い上がり、いくつもの華を描いては夜空に散っていた。

その脇で、ぽっかりと浮かぶ三日月も今日はそれを楽しんでいるようだった。

向こうから歩いてきた女の子は、いつからかメルヘンの国に入り込んでいる。

中には、どこからか迷い込んでしまった子達もいた。

深夜0時を過ぎると、辺りは静かになり、四両編成の電車も行き先を変える。

誰かの夢に通じる道を走っていくのだ。

そして、おやすみなさい。

ロマンチックな夜を楽しみにしている君へ。

いつかは、君のことも乗せて。



LoveWorld Entertainment    茨城県取手市  090-9679-8824
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう