著者・Kenji Aso

lovepoemⅠ作品はコチラ

【作品】


【青空と太陽】~lovepoem~

目の前には、

どこまでも広がる青空

どこまでも続く一本の道。

地平線まで伸びているこの一本の道を、ただ歩いていけば良かったはずなのに、

僕らは今、

女の子達の複雑な心境によるいくつものウソによって

迷宮の中をさ迷っている。

現在、どの辺りを歩いているのか?

どの辺りまで進んだのか??

今のところ、

知る者はいない。




【彼氏と自分の命、どちらを選ぶ?】~lovepoem~

君は今、太平洋の大海原の中、小舟に揺られている。

太陽はギラギラと照りつけ、君の目に見えるものは空と海しかない。

喉は渇ききり、海水を飲んでみても余計に喉が渇いてしょうがない。

そんな君が今、心の底から求めている物はただ一つ、それは水だ。

普段なら、友達に「彼氏が欲しい」と言っている君も、今はそんなことを言っている状況にはない。

もしも、空から神様が降りてきて、

「お前が前々から願っていた、お前のもっとも愛する者を一人連れてきてやろう」

と言われたとしても、

今の君なら

「そんなのいらないから、水を下さい。」と言うに違いない。

どうしても水が飲みたい。水を飲まなければ、死んでしまうような気さえしている。

愛はいつだっていい、生きていさえすれば。

きっと君はそう思っている。

その時君は、かけがえのない自分の命の重さを知るのだろう。

愛はいつだっていい。

生きていさえすれば。



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