LovepoemⅡ~思考~
著者・Kenji Aso
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【作品】
【青空と太陽】~lovepoem~
目の前には、
どこまでも広がる青空と
どこまでも続く一本の道。
地平線まで伸びているこの一本の道を、ただ歩いていけば良かったはずなのに、
僕らは今、
女の子達の複雑な心境によるいくつものウソによって
迷宮の中をさ迷っている。
現在、どの辺りを歩いているのか?
どの辺りまで進んだのか??
今のところ、
知る者はいない。
【彼氏と自分の命、どちらを選ぶ?】~lovepoem~
君は今、太平洋の大海原の中、小舟に揺られている。
太陽はギラギラと照りつけ、君の目に見えるものは空と海しかない。
喉は渇ききり、海水を飲んでみても余計に喉が渇いてしょうがない。
そんな君が今、心の底から求めている物はただ一つ、それは水だ。
普段なら、友達に「彼氏が欲しい」と言っている君も、今はそんなことを言っている状況にはない。
もしも、空から神様が降りてきて、
「お前が前々から願っていた、お前のもっとも愛する者を一人連れてきてやろう」
と言われたとしても、
今の君なら
「そんなのいらないから、水を下さい。」と言うに違いない。
どうしても水が飲みたい。水を飲まなければ、死んでしまうような気さえしている。
愛はいつだっていい、生きていさえすれば。
きっと君はそう思っている。
その時君は、かけがえのない自分の命の重さを知るのだろう。
愛はいつだっていい。
生きていさえすれば。