より歌がうまくなってもらうためのアドバイスです。

2025年06月13日

7/17付け

”crack / keeno【歌ってみた】Covered by mizuna”へのアドバイスです。

分析してみた結果、この楽曲のボーカルラインは、E3をメインとしてそこからA3あたりを歌い続ける変化少なめの、なおかつKeyは高め範囲な楽曲であることが分かりました。

わずかに歌声において不安定さを感じたのは、おそらくE3をメインとした若干ボーカルラインとしては高めなラインを歌い続けているためでしょう。

mizuna氏が歌う楽曲のサビに入る前の歌唱のKeyラインはA2~E3あたりがベストだと思います。

そんな中でE3メインのボーカルラインを常に歌い続けているため、歌声にちょっとした不安定さがあるのだろうと思いました。おそらく『モンブラン』のサビに入る前のボーカルラインは歌いやすいんじゃないかと思います。なぜなら『モンブラン』のサビ前のボーカルラインの範囲はB2からD#3あたりだからです。

その辺りが、サビ前のボーカルラインとしては最も歌声が活きる範囲だと思いました。

歌声の声質はキレイなので、あとはkeyの調整だけだと思います。

高音箇所はそれが高ければ高いほど歌い手としてはエネルギーを使います。そのため、常時E3ラインの歌唱においては、(エネルギーの持続として) ぎりぎりラインかなと思います。 

その楽曲に対して「歌いやすい」という事は歌唱に対する表現力も増してくるという事です。ボーカリストにとっては、歌いやすい楽曲に越したことはないです。


恐らくmizuna氏はインストの楽曲のkeyをコントロールできる環境下にはないのかもしれないし、もしかしたら原曲keyにこだわっているのかもしれないし、それに関しては分かりません。

ただkeyの調整さえ正確にできれば、どんな曲でも良い感じで表現できるようになると思います。


あと一人で長く歌っていると、意外と多くの歌い手希望の人達においては、どうしても歌い方においてそれぞれに個人特有の癖がついてしまうので、正式に歌い手と進んでいく場合、そこら辺の修正はいずれ難航していくと思います。そのため、自分の歌い方における癖は、できるだけ第三者的見方で早めに自覚し、修正しながら進んでいった方がいいと思います。

人それぞれにつける癖においても、個性を印象付けていく良い癖と悪い癖があり、そこらへんは、作曲者などの判断によって変わってくると思います。

どうであれ、

歌い手としての最大の基本は、楽器の演奏者と同じように、正確にメロディーラインを歌う事です。

個人的には、ボーカリストは唯一無二の音色を出す楽器だという認識もあります。

ボーカリストなら、メロディーライン(ボーカルライン)を下手に外してはならない。それが基本です。

作曲者が出すであろう「この辺りを強く歌い、この辺りを弱く歌う」などの指示も、オーケストラの指揮者と同じようなものだという事。

そしてあとは本人のやる気です。

歌い手として、やる気さえれば、高い壁も越えて行けるという事です。

歌い手希望者には、絶大なやる気をもって、進んでもらいたいです。やる気が足りないとくじけるのも早くなってしまうからです。


4年間ぐらいの中でオーディションの落選通知(ハガキ)が30枚か?40枚?自宅に送られてきても、あきらめずに作曲をし続けていくようなやる気です。(←24~29歳の頃の俺のことだけど)

やる気があれば、俺の楽曲だって歌えます。

気楽に頑張って進んでください。


今回は、YouTubeの”歌ってみた”で少し前に見かけたmizunaという人へのアドバイスとなります。

いくつかの楽曲を部分的に採取して、分析してみた結果、

(タイトルは短縮)「アイロニ」「籠の中の鳥」は感情の入る歌詞になると、歌が乱れてしまう所があるので注意した方がいいです。そういう個所は感情を入れ過ぎずに旋律通りに歌えば問題ないと思います。

塩コショウを少し振りかけるぐらいで問題ないと思います。 


感情が入りすぎた歌声は聞き手に対して、くどさを与え、一時はいいかもしれないけれど、末永く聞いてもらえなくなります。その真逆となるのがボカロが歌う楽曲です。機械音の強いボカロは感情をほとんど出さないため、聞き手によっては無機質で聞きやすかったりするのかもしれないです。

基本的にはメロディー通り淡々と歌っていく方向性で、感情は程よい塩梅で所々に入れていくのがいいかもしれないです。強弱をつけた方がいい楽曲も世の中にあるけれど。(基本、楽曲を売り出す時は、制作サイド側から歌い方に対して色々と指示があるものだけど、それをすべて一人で解釈して一人で実行しようとした場合は試行錯誤せざるを得なくなります。しかし試行錯誤している時点で歌い手の姿勢としては素晴らしいと思います。)


「グレーテのいない星」はサビの個所でA4あたりまで出せているけれど、売り出す現場となったら、F4から上の声は使えないので、無理して歌わない方がいいでしょう。

高音で最もベストな音域はD4あたりだと思います。「アイロニ」で”バカ~”という個所が”D4”です。

「グレーテ」においては”だからどうか”までがE4です。それ以降の歌声は、無理して歌っている感が強く、アウトです。

「弱虫モンブラン」に関しては、原曲がボカロなだけあって、息継ぎが少ない楽曲のためしょうがないんだけど、息継ぎが音になってしまっているので、そこはマイナス箇所となります。採点しているわけではないけど。だけどこの曲もいい曲だと思う。

今回聞いた中では「追憶エナジー」が最も安定的な歌い方だったと思います。

歌を歌う事に対してやる気があるようなので、アドバイスしました。

声質のいい有望株の歌い手なので、頑張ってください。

俺の楽曲を歌う時は、もっと伝えることが多くなると思うけど、歌いたくなったらいつでも歌いに来てください。



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