ボーカルソフト VOCALOID 6 と Synthesizer V に関する個人的感想

どちらのソフト(プラグインソフト)も”ARA2対応”と表記してあったけれど、今日の今日まで、
個人的に「全然(DAW側と)連動してないじゃん!」と思っていた。「やりにくいなぁ」と思いながらも、ついに今日ネットで調べてみることにした。
その結果、"ARA2モード"にするには、こちら側で意図的に設定をしなければならないことが判明した。
しかも一曲一曲のファイルごとに設定をし直さなければならないことも分かり、「めんどくさいな」と思いながらも、説明通りに設定してみた結果、見事にどちらのソフトともDAW側と連動。
俺が欲していたのは、その連動性だったという事です。
その連動性と言うのは、ボーカル制作ソフト側主導でのDAW側との連動のこと。
DAW側が主導の場合、プラグインソフト内でどんな指示を出しても言う事を聞いてくれない。そのため、指示を出す時にはDAW側に戻って、スタート地点などの指示を出さなければならない。
しかし俺が欲していた機能は、ボーカルプラグインソフト主導でのDAW側との連動であったため、今回の設定によって、「相当作業しやすくなった」という事になる。
その”ARA2”の設定と言うのも、ダミーのオーディオトラックを作り、そのオーディオトラックで適当に録音し、ミュートにする。そしてそのオーディトラック内の”インスペクター内にあるエクステンションの項目をクリックし、リストの中から各ボーカルソフトのARA機能を示す項目を選択する。
VOCALOID6に関するARA2の設定方法は、このページ⇓ の中にあります。 (DAWによって違うらしい。)
DAW - VOCALOID ( ボーカロイド・ボカロ ) 公式サイト
※プラグイン側で「VOCALOID Bridgeプラグインとの接続を許可する」にチェックを入れてください。 ⇐もお忘れなく。
synthesizer Vの”ARA2”機能の説明サイトに関しては、複雑な説明が多く分かりにくいです。
要は、設定の仕方は”VOCALOID6”とだいたい同じで、ダミーのオーディトラックを作り、適当に録音し、そしてそのトラックをミュートし、そのトラック内の"インスペクター内にあるエクステンションの項目をクリックし、リストの中から各ボーカルソフトのARA機能を示す項目を選択する。(Cubase の場合です。)VOCALOID6なら、「VOCALOID Bridge」。Synthesizer Vなら「Synthesizer V ARA」(←みたいな表記項目)
この設定ができてるかできていないかによって、作業効率は天と地ほど変わってくるため、相当重要な設定項目です。
少し前までは「Rewrire」と言う機能の設定だけで、その後は何もしなくてもDAW側とボーカルプラグイン側で連動していたんだけど、その「Rewrir」機能を各ソフト会社が中止したことによって「ARA2」機能が誕生したという流れだと思う。
この機能を使えないと、退化した状態でのボーカル制作作業となると思う。
俺も合計数十日間、退化した状態で作業していたけれど。