Cubase14に移行することによって起きてくる不具合

2025年04月14日

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去年作った楽曲を3曲、Cubase14で音が出ないソフトを再構築してみた結果、そこまで大変ではないことが分かりました。(ただ置き換え作業はめんどくさいけれど)

やはり俺が持っているソフトでは”Hive”と"Addictive Drums 2"で再構築が必要になっている。

しかし、Cubase14はいい感じだと思う。音が良くなっているという感想を見かけたけれど、

確かに音の粒が細かく聞こえているような気はしている。それにミックスコンソール画面のショートカット設定による表示/非表示は、かなりやりやすくなったと思う。今までホントミックスコンソールの表示はマウス操作でめんどくさかったため。

今のところ、音が出ないソフト音源を再構築しなければならないこと以外は、Cubase14はいい感じだと思う。俺の楽曲もいい感じだけれど。

ただ今まで作ってきた曲が多いため、すべての楽曲に対しての再構築作業には時間がかかるだろうなとは思う。

去年8曲、一昨年は6曲、2022年は5曲、2021年は12曲、2018年は15曲ぐらいあるため、気が遠くなることも確か。SONAR×3からCubaseに変わった時も大変だったけれど。ほぼ全曲、まだ歌入れ作業も残ってるからね。


もちろん全部が全部いい曲ではないし、駄作もそれなりにあるんだけど

歌詞をつけられた曲がそれなりにいい曲だとは思っているけど、そんな中にも駄作はあるという事。

ある程度の人達を楽しませることができるような楽曲を作るには、才能が必要だし、才能があっても、なかなか人を満足させられる曲は作れないというのが現実だと思う。

音楽の世界とは、そういう世界です。だからこそ面白いんだけど。

結局は、才能ある者達が持つそれぞれの音感やセンスにおける才能というのものが面白いという事になると思う。

ありきたりなものでもつまらなし、みんなで同じようなものを作っていてもつまらない。

ましてAIでいいとこどりの曲を作られても味気ない。(今やAIでも普通レベル以上の楽曲が作れるようです。=普通よりちょい上の作曲の才能でも、AIの作曲には負ける状況となってます。)

となれば、音楽業界はそれ以上の才能によってしか進歩することができない状況となっているという事になる。

これから求められているのは、人間のトップクラスの才能であり、中程度の才能では徐々に生き残れなくなってきている状況になっているじゃないかと思う。

その辺りも、人間の才能同士の競争としては面白い地点になるんじゃないかと思ってます。

俺の才能に関しても、まだ未知数であるため、もうしばらく才能における競争を楽しめる気はしている。

どうであれ俺はとにかく、あらゆる音に敏感です。(←最近自覚したこと)それが現在の俺の最大の希望かなと思ってます。この音への敏感さが、作曲作業に非常に深く結び付いているという事です。



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これからもより良いDTM環境で進んで行きたい人達なら、今回のCubase14のアップデートは避けて通れない山登りとなると思う。(この山登りを登山レベルに置き換えるとするなら、登っている途中で断念してしまう人が、世界レベルで数十人から数百人はいるであろうことからして、、少し大変な山登りとなることは確かだと思う。)

しかしここを登り切らないと、次のアップデートも次のアップデートも、不可能になってしまうんじゃないかと思う。(Cubase的にはもしかしたらエベレストの頂上から見る景色を目指しているのかもしれないです。しかし付いていける人は徐々に減ってくるであろうと。)

この分岐点はDTM(Cubase環境)における旧世代と新世代の分岐点にもなると思う。

Cubase&Yamaha側も、今回のバージョンアップに対しては相当なリスクがあると思っているため、10万円越えのプレゼントを用意したんだろうと思う。

俺は2000年からDTMをしているため、ソフト側の変化には慣れてます。個人的には、適応できる範囲でなら、適応していくしかないなと思ってます。

俺はこの時代(2000年)からDTM(デスクトップミュージック)=CakeWalkでの作業をしてるのでね。

2000年頃においては回りでDTMをやっているような人は一人も見当たりませんでした。パソコンで作曲するなんて行為は、 日本国内で俺一人だけしかやってないんじゃないか?ぐらいの空気感です。今や同士や仲間が増えすぎてありがたいぐらいです。

(あの時代、こんなパソコンの作曲では通用しないんじゃないかと思ってたけど、普通になってくれてよかったです。)

ピアノロールの機能さえその当時(約20年間)知らなかったぐらいです。2021年ぐらいまで俺は全部五線譜入力でした。

※Cubase14に対しては、良いことしか書かれていないサイトが多い中で、

この人は正直にCubase14のプラス面マイナス面に関して語ってます。⇓

Cubase 14はこれまでのシリーズと違う動作や音質になり旧バージョンとの互換性がなくなるので注意 | Mirror of ES


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過去のCubaseで作品を多く作ってきた人は、Cubase14をインストールする時は、相当な覚悟で臨まなければ精神的にやられます。

それはCubase14で過去の作品を再構築すること事態が、大変な作業となるからです。

人それぞれに使っているプラグインソフトが違うため、何とも言えないところがあるけれど、

まずWaveのプラグインやVocaloid6などは、Cubase 14をインストールすると、14の方に行ってしまい、

過去のCubaseを残していてもそこでは使えなくなります。知っている人は知っているんだろうけど。

更に一部の音源ソフトはCubase13で使ってそこで保存していても、Cubase14で開こうとすると、その音源のMidiデータだけは表示されるけれど、そこでどんなタイプの音を使っていたのか??まるで分らなくなります。それは"Addictive Drums 2"と”Hive2”で確認済です。

Cubase13の最新バージョンで開こうとしても、同じような現象が起きます。

Cubase13.50で保存したプロジェクトファイルでさえ、Cubase13.55では正常に開けないです。Cubase13.55ですべてのデータが正常に開けたのはCubase11で作った時のプロジェクトファイルでした。

そのため俺はCubase11で作っていたプロジェクトをCubase13で開き、そのプロジェクトの各音を確認し、そしてそれらをノートにメモり、そして新たにCubase14を開き、そのプロジェクトで音が出ない音源を、新たに立ち上げて同じ音源を選びMidiデータをそこへ移して、ようやく以前に作った音が出てくる状態になりました。

その作業の苦痛度は、 Cubase14で過去のプロジェクトを開き、音が出ない音源がいくつあるかによって変わってきます。

今回のCubase14のバージョンアップについてこれる過去のユーザー達は、どれぐらいいるんだろうかと思ってしまう。

俺はすでに地獄を見ている状態です。

ただ自分で作った曲がいい曲であるため、、地獄を見ながらも自分の曲に癒されてはいるんだけれど。

NIのKontakt6からKontakt7への音源置き換え作業どころの話じゃないです。 

Cubase14もCubase13の最新バージョンでも過去のプロジェクトはひどくぶっ壊れているような状態で表示されていきます。それを再構築する作業(元の状態に戻す作業)は、再び大変な作業が必要になるだろという事です。

今日はその第一歩として2時間ぐらいかけてある1曲の修正がだいたい完了しました。

Cubase13とCubase14とでは、まるで次元が違う領域でありソフトなんだと思う。


今、再びDTMやDAWが何らかの分岐点に差し掛かっている気はする。

大きな視野で見ていくなら、DTMもDAWも縮小化していく流れとなるんだろうと思う。

音楽制作関連のソフトが売れなくなっていくのは、ついていけないユーザー達を作り出してしまうソフト側の問題だと思う。それはついていけないユーザーをどれだけ増やしてしまったかによって、今後の売り上げや利益も変ってくるという事になる。

技術者というのは、いつの時代においても商売が下手なところがあり、技術に集中しすぎて、利益を落とし、赤字になり、オーナーを変えていったりする。

商売が下手というのは、買い手側の立場になかなか立てないという事であり、そこで失敗してしまうんだろうと思う。Cubaseは相応な技術者たちの集まりなんでしょう。そこにYamahaの商売性が結びついて成り立っているんだろうなと分析してしまう。現時点においてのCubaseは技術面が優位に立ちすぎて、商売性がおろそかになっている感じはする。

Cubase14は過去のユーザー達を数多く見捨ててしまいそうなソフトだと思う。

新規ユーザー獲得の状況へ入ったのかもしれないけれど、今や少子高齢化で、どこまで新規ユーザーを獲得できるかは定かではないとさえ思ってしまう。

Synthesizer Vなんか、ネットに繋いでのアカウント認証へ進んでいるから、これからそういう認証形式で進んで行くのかどうか興味深いところだと思う。

 何と言ったって、今音楽業界は聞き放題(食べ放題)のやりすぎで、大不況と化している状態だ。

コロナもなくなり、室内に籠る人もいなくなり、DTMをする人も少なってるわけだから、ソフトだって売れなくなってるんじゃないかとさえ思ってしまう。

まして曲を作っても売れない。そのため、まともに曲を作る人も減る。それによってまともに音源ソフトを買い進んで行く人も減る。そんな中で、遊びで音や音楽をいじる人達の方が増えている気もする。

(今売れていくのは、そこまで値段的に高くないそこそこの音楽制作ソフトやプラグインソフトなんじゃないかと個人的には予想している。なぜならソフトの使い手サイド側が、本気を出す必要性を感じていないため。おそらく今の時代の流れは、”そこそこ”時代なんじゃないかと思う。)

※ここでいう”そこそこ”時代とは、最上などは求めず、そこそこ機能的に良ければいいという気持ちが強い時代のことです。=現実性が強まった時代

=最上のものを得たいという夢を見る気持ちが、全体的に相当減っている時代なんじゃないかと思う。


どうであれ、今音楽業界は全体的に氷河期だと思う。

その中で生き残ろうとする覚悟は、死の覚悟さえ必要となるかもしれない。



Cubase14でまだちょっと作業をしてみただけだけど、

恐らく、Cubase14とCubase13以下のCubaseとの相互性は一気になくなっているような気がしている。

Vocaloidのバージョンも”5”はCubase13まで”6”はCubase14での稼働となっている。

そのためCubase14 をインストールしたパソコンではCubase13で作ったVocaloid6のデータはCubase13では読み込めなくなるという事。

Cubase13で使用した一部の音源ソフトも Cubase14に持っていくと読み込めなくなり、新たにCubase14で同じ音源ソフトを立ち上げなければならないことも分かりました。

それはどういうことかと言えば

Cubase13とCubase14では相互性が著しく低下し、過去のCubaseからの制作者は、Cubase14 で同じように作業をしようとすると過去のプロジェクトファイルの調整作業に四苦八苦する可能性があるということです。

 それはまるで、NIのKontakt6からKontakt7に移行した時の相互性のなさや以前のデータを新たなデータに置き換えなければならないめんどくささと似てます。

今までのプログラムのシステムがここにきて、バージョンアップによる別システムでの稼働へ移行しているという事なんだろう。

逆に言えば、別システムにしなければバージョンアップできないというソフト会社側の方向性もあるんだと思う。


楽曲の制作者サイドからからすれば、

ソフトのバージョンがアップして機能が向上しているのは良いけれど、

新旧での相互性が非常に低下しているために、作業的に大変になってしょうがないところがあるという事だと思う。

Cubase14で制作し始めたら、もう過去のCubaseでは作業ができないと思っていた方がいいんだろう。

Cubase13で作ったファイルをCubase14で開こうとしたって、音源が読み込めないものもあるし、相互性が相当低下しているわけだから、

Cubase13からCubase14への移行は今までのCubase使用者達にとっては相当リスクがあると個人的には思っている。

昔からのCubase制作者の人達は、今回のバージョンアップをどう思っているんだろうか??


今までの努力を惜しまずに新たなCubaseのバージョンで再びプロジェクトを再構築していくか、

今までの努力を無駄にしたくないため、新たなバージョンには移行せず現状のCubaseで進んで行くか。


Cubase14は新世代向けと見ていいんだろう。これからDTMをし始める人にとっては、ベストなタイミングだとは思う。だから新入生歓迎会のように、セールを行いプレゼントのプラグインを数多く用意したんだろうと思う。

俺もDTM新入生のように、多くのプレゼントをもらったけれど、、いいことはそれぐらいかなと。

それ以上に相互性の低さに苦しめられそうな気はしている。

Cubase14のバージョンアップの内容は非常に良いんだけど、相互性が低いという辛さも同じぐらいあり、迷うところだなと思ってしまう。

そのため今回は 、Cubase13も残したままCubase14もインストールするという事にしました。

Cubase13で少しだけ使っていたVocaloid6は、Cubase14の方に行ってしまい、Cubase13では項目自体なくなっていることも辛い話です。そしてVocaloid5はCubase13の方に残り、Cubase14では使えないと。

そうなると、ボカロソフトに対する使い道も不安定になり、

それだったら、Cubase13でもCubase14でも同じように使えるSynthesizer Vの方が、ソフトとしては安定しているという評価になるという事だと思う。

どのDAWのバージョンでも同じように適応して使えるという安定感あるソフトの制作をお願いしたいものだなと思ってしまう。


どうであれ、旧バージョンから新たなバージョンへの移行で最もめんどくさい作業は、使用プラグインソフトの置き換え作業です。それはNIのKontakt6からKontakt7へのソフト置き換え作業で経験積み。 

NIのKontaktは、もうすでに Kontakt8へ進み始めているけど。

昨日もNIのKontakt8で(弦楽器ソロ系)では”Viola”だけアップされていたため使用してみたけれど、確かに音が良くなった気がしている。


Cubase14のセールスに付いているプラグインソフトで、昨日1,2時間ぐらいの中でしか試してないけど、非常にいい感じだなと思ったのはArturia ”Rev PLATE-140”のリバーブ系プラグインだった。

このプラグインはCubase14Proへ移行しないともらえないソフトだけど、リバーブとしては今まで使ったことがないようないい感じのリバーブソフトだと思う。

Excite Audioの”Bloom Vocal Aether lite”も個人的には好きなソフトだったため、俺はそこからグレードアップソフト(約3300円)を買いました。 (このソフトはCubase Elements 14購入&移行でライトバージョンがもらえます。)



いずれ聴くことになるであろう、俺が作る極上の音楽を楽しみにしていてください。

気持ち的に、天にも昇るような音楽をこの世界に送っていくつもりです。

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