経常収支が上向いても、政治家がやってはならないこと。
それは国民への公的資金のばらまきです。
なぜ政治家がお金をばらまいてはいけないか?それをすると、国の借金が非常に増えていくからです。
その借金返済のために、国は国民に対して増税させていくことで返済していこうとします。しかしそれでも足りないために、国の借金は一向に減らないということです。
国は、年間を通す行政活動においても、国民の税金だけでは足らず、毎年毎年それなりの金額を借金して活動していると聞きます。
ニュースで取り上げられている、日本国内の経常収支の黒字は、各企業や投資家などが、未来を見据え、状況判断をし経営努力によって得た資金や、円安によって海外からの旅行者が増えたことところが大きいと思う。
そういうことからして日本国内で利益が増えている以上、日本の経済状態的には安定しているとは言える。
ただ、利益を得ている人と得ていない人との差が強まっていることも確かだと思う。
報われている人はそれなりに報われているけど、報われていない人は、あまり報われていないという流れとなる。
そんな中で、ますます増えていく税金が登場してくると、生活的により厳しくなってくる人達も現れてくる。
日本国内の経常収支は最高益を出しているにもかかわらず、生活が豊かになっている気がしないのは、
2024年末に1105兆円になるだろうと言われている日本の借金問題もあると思う。
現在においては、政治家がばらまきをしては増税、ばらまきをしては増税という負の連鎖が出来上がってしまっているために、この負の連鎖を止める必要もあるだろう。
公的資金をばらまく時は、できるだけ、未来的に有益となる物事全般において使ってもらいたいと思う。
俺は1976年生まれなんだけど、「よくここまで借金増やしたな」と思う。日本は、借金背負いすぎてるから、経済状況もどこか憂うつなんじゃないだろうか??
「返済しないといけない」、「返済のために増税が待ち受けている」などの重圧感を、大して所得も上がらない中で感じてしまっているため、住みにくい国として成り立ってきてしまったんじゃないだろうか。
この見えない莫大な借金が、少子高齢化や子育て不安に結び付いている気もしてしまう。
すべてが税金&増税という形で現れては来ているんだけど。この負の連鎖はこの社会にとって危険だと思う。
公的資金のばらまきは、この社会をダメにしていく甘い誘惑でしかないだろう。