現在、気になっているのは和歌山に観光に来たドイツ人の事件です。

2024年11月11日

そろそろ進展があるかなと思ったけれど、調べてみた結果、全く進展していなかった。

この事件に関してのいくつかの記事を読んでみた限り、もっとも詳しく書かれている記事は、このページだと思う。https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt52cd8dbc7ae943cfb762563c001f0ef8

もう一つ重要な記事は

"クラウディオさんのスーツケースは同30日、JR和歌山駅のコインロッカーで発見された。周辺の防犯カメラの映像から、クラウディオさんが10月10日にひとりで駅に来て、荷物を預けたことを確認した。

　パスポートは南海和歌山市駅周辺の河川敷内のトイレで、携帯電話は紀の川にかかる橋で発見されている。（伊藤秀樹）"(朝日デジタル新聞から抜粋記事)

和歌山の民宿に10月10日(17時頃??)まで滞在し、その後、衣類の入ったスーツケースを和歌山駅のコインロッカーに預け、再びそこからどこかへ移動し、

その後、11日午後8時30分頃、和歌山駅周辺の防犯カメラにクラウディオさんの姿が映ったのを最後に、消息不明となり、のちに海で遺体として発見されるという流れとなる。

(10日の夜から11日20時30分までのクラウディオさんの行動は不明。)

そして翌日の12日、通行人が河川敷の多目的トイレ内で、パスポートや腕時計、歯ブラシなどが整然と置かれていることを警察に知らせている。

さらに12日13時頃、別の通行人がクラウディオさんのケータイ電話を多目的トイレ近くの橋で見つけ、警察に届けている。

ドイツ人の知り合いからのクラウディオさんに関する捜索願いは、10月16日頃から。

ここまで、情報が揃ってくると、自殺の線も浮上してしまう。

それとも、運悪く事件に巻き込まれてしまったのかどうか??

確かに、多目的トイレ内に整然と荷物一式が置かれていたということは、そこで寝泊まりした可能性は十分にある。それが1泊だったのか、2泊かは分からないけれど。

10日午後に重いスーツケースをコインロッカーに預けて、身軽になった状態で、最低限の荷物だけを持って街の中をふらふらと歩き回っていたクラウディオさん。

そしてその最低限の荷物は、河川敷の多目的トイレ内にあり、ケータイは捨てられたように人の目につくところにあった。(ケータイは橋の上にあったんだろうか?橋の上なら橋からの飛び込み??)

財布などは見つからなかったということだけど、もしそれなりに本人が金を持っていたなら、違う民宿、もしくはホテルに泊まっていたんじゃないだろうかと思ってしまう。

まるでホームレスへ向かう形となっているという点も気になる。

クラウディオさんの家族に、クラウディオさんの所持金の推定額を聞いてみるのもいいかもしれない。どれ程の旅費で日本へ旅行しに来ていたのか??

10月10日時点で、クラウディオさんの所持金はいくらになっていたのか??

絶望するような状況が、クラウディオさんの生活の中で(ドイツでの生活も含めて)あったのかなかったのか。

しかも帰国の切符は買っていなかったという話もある。

それは何かに絶望している人間の行動にも見受けられてしまう。

俺も25歳の頃、金がない時には(常になかったけれど)、セントラルパークのトイレのそばの落ち葉の上などでも寝てたから。(←この時は帰国直前であり、買った新品のキーボードと共に寝ていたけれど。)それまではセントラルパーク内の茂みの中(絶対に人が近づいて来ないような茂みの奥)で寝てた日も多かったし、風(たぶんニューヨークに押し寄せた歴史的寒波)を避けるためにビルとビルの間にも寝床を探したこともあるし、ある夜にはキレイな芝生の上で寝てたら、いきなり夜中にスプリンクラーが回り出して、びしょ濡れになったこともある。だけど俺は帰りの航空チケットは持っていたから、希望は持っていたと思う。

だからこそ、約１ヶ月セントラルパークで野宿し通したんでしょう。

その最後の方(ポケットに50円玉1枚か2枚と10円玉数枚になった頃)においては日本大使館でお金を借りる流れになったけれど。それでもその後も野宿してました。(最後の方＝約１ドルだったか50セントだったか?のドーナツが買えなくなった時…ニューヨークの野宿生活においての俺の朝食は、移動屋台のように売っているドーナツとコーヒーであったため。しかし50円玉を両替所に持っていって、セントかドルに替えてくれと言ったら断られ絶望したということ。)

今思えば、時期的にはクラウディオさんの旅行日程と似たような時期かもしれない。23年前の話ではあるけれど。

帰りの航空チケットを持っていないというのは、だいぶ絶望的な感覚に襲われるかもしれないとは思ってしまう。

クレジットカードだって、あれば現金は引き出せたはずでしょう。クレジットカードの流れを辿っても手がかりは掴めそうには思う。