岸田さんもついに海外に逃亡してしまった。
人としてはいい人なんだと思うんだけど、総理大臣に向いていないんだろう。
一般的な感覚なら、補欠選挙の全敗の責任を取って、総理を辞任してもおかしくはない状況だけど、岸田さんには、分からないけど何かやることがあるんだろう。
あの神経鈍めの岸田さんさえも居づらくなってしまった自民党内。おそらく、一般からすれば相当な空気的圧力が回りから来ていると察してしまう。
そんな岸田さんでも、総理の辞任は間近だろう。
しかし、日本の総理大臣に誰がなろうと、何も変わらないと言いたいところだが、実際、小泉さんは郵政民営化を成し遂げて、今では郵便局付近はめちゃくちゃだ。総理大臣に誰がつこうと何も変わらないというのはウソだ。誰が総理大臣になるかで、日本の社会情勢はそれなりに変わる。
あの当時小泉さんは、郵政を民営化すれば、サービスも向上し料金も安くなり、日本のためになるというようなことを言っていた。その当時の国民はそれを信じ、小泉さんを絶大的に支持した。
しかし、今や郵便局の配達員たちの給料は、それ以降に入社した者たちから給料は激安となっているらしい。そして、郵送料金においても値上げが確定している。
結局、小泉さんがぶっ壊したのは、郵政事業と労働環境の仕組みだけだったというオチで終わった。
小泉さんが成し遂げた物事は、最終的には日本社会をより不安定化した状態へと導いたという事だろう。
小泉さんの2000年代初頭の雇用システムの破壊政策は、現時点においても多くの人達から苦情が出ている。それはいわゆる非正規雇用の拡大と日本人労働の安売り政策だ。それは日本人労働者を安い賃金で企業に使ってもらい、企業に利益を出してもらうという政策だった。
この政策は、最終的に、日本人労働者達の没落を導き、格差社会を絶大的に拡大させてしまった。
それによって、企業は利益を出したが、労働者達の生活はより不安定化し、結婚はできない、子供は産めない、老後も不安だという世代が大量に出現してしまった。
単純明快な小泉さんらしい政策の方向性でもあるんだけど。たぶん本人もここまで悪化するとは思っていなかっただろう。
そこからも分かるように、日本の経済情勢は総理大臣につく者によって、それなりに変わるという事だ。
岸田さんが向かう場所は、海外ではなく国内各地の経済状況の視察であるべきだったと思う。
そういう事もあり、私は個人的に、”岸田とんちんかん内閣”と呼んでいる。
