今の時代において極度の円安はよろしくないだろうというデータです。

2024年06月24日

貿易収支とは、日本が海外から輸入したマイナス合計額と海外に輸出したプラス合計金額を引いた差額です。その月に輸入した代金が2000円で、輸出した代金が1000円だった場合、貿易収支はマイナス1000円になります。その月の輸入した代金が1000円で、輸出した代金が2000円だった場合、貿易収支はプラス1000円になります。

ちなみに、円安になるほど海外から取り寄せる物価は高くなり、輸入コストも上がってきます。現在エネルギー分野での輸入コストが特に日本ではネックになっています。貿易収支の主なマイナス要因は、戦争等によるエネルギー原料価格の高騰の上に、円安による海外からのエネルギー購入代金の増加が重なってしまっているためです。


逆に円安は輸出企業にとって、海外に輸出すると現地ではその品を安く販売できるため、買い手も増え、輸出量が増えていく傾向があります。高品質な日本製品は、海外で安く売られると買い手も増えてきます。逆に円高になると海外の人も日本製品の高額さに手を出しにくくなり、買われなくなります。

しかし円高になると、輸入コストは下がるため、エネルギー購入価格も下がり、食品関連全般の輸入額(仕入れ額)も下がるため、日本国内の店頭では、食料品全般が安く販売されることになります。

現在はその逆です。海外からの仕入れコストが高くなっているため、ガソリンも食料品全体も値上げが頻発し、家計は苦しくなっているという事です。

円安とは円の価値が世界全体の通貨価値に対して下がっている現象のことです。

第二次世界大戦後、日本円の価値が1ドル360円という極度の円安であったことからもそれは言えることです。

戦後といえば、日本円という通貨に価値がまるでなかった状態となります。その状態から日本人は高性能な商品を作り始め、それを海外に輸出し利益を出していったことによって現在の日本社会の発展や通貨価値の向上があったという事です。現在においては、世界情勢が混とんとしているとはいえ、再び日本経済が下降しているという事は間違いないでしょう。

日本にとって円安と円高どちらがいいか?に対する俺の答えは、

結局、経済的にバランスが取れている通貨価値の状態がベストであり、社会経済においてバランスに欠けた通貨価値の状態はよろしくないと個人的には思っています。


良い経済状況とは、社会全体的にバランスの取れた経済状態のことであり、悪い経済とは社会全体的にバランスの悪い経済状態のことです。

この世の経済は常に変動しているため、経済を動かしていく者達は、常により良いバランスになるように、目の前の状況に対して臨機応変に対応していかなければならないと個人的には思っている。

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