ボーカルソフト VOCALOID6 と Synthesizer V の    短所と長所(個人的見解)

2025年01月02日

 VOCALOID シリーズを所有しているなら、 VOCALOID6にアップグレードすることによって過去のデータとの相互性が見事に相まって、作業効率は格段と上がると思う。過去のデータの移動が容易にできる点は良かったと思う。俺は VOCALOID5でデータを作っていたけど、「エクスポート」と「インポート」機能によって、すんなりデータを VOCALOID 6に移動できたという事。AIボーカルにもデータを移動でき、作業のしやすさで言えば、 VOCALOIDの方かなとは思っている。

要望があるとすれば、今後”クオンタイズのエンド処理”も追加してもらいたいと思ってます。

ただ、 VOCALOIDのボイスバンクに関しては、Synthesizer Vの方が全体的に質がいいモノが多いと思う。

 VOCALOID6にある基本データのボイスバンクも悪くないです。既存にある男性陣のボイスバンクはあまり良くないけど、女性陣のボイスバンクは有望なAIボイスが何人かいます。個人的には”HURUKA”、"YUINA"の歌声はいいなと思いました。


Synthesizer V は作業面においてめんどくささがあるけど、AIボーカルの質の高さがあるため、総合的に、ヤマハ VOCALOIDのライバル会社になったという感じだろうか。

Synthesizer Vの現在における最強の機能は、オーディオデータ(歌声データ)からのMIDI変換だと思う。

 この機能は最強だと思う。歌詞さえも聴きとってMIDI変換してくれるという機能。もちろん100%正確に言葉を聞き取ってくれるわけじゃないし、その後の手直し作業もめんどくさいところはあるけれど、スゴイ機能だと思う。


 VOCALOID6にある”VOCALO CHANGER ” はオーディオファイルを再生しながらのAIボーカル変換であるため、データ(音程)を動かせないところが欠点じゃないかと予想している。使ったことがないため詳しくは分からないけど。


声色の変更に関わる作業全般においては

VOCALOID6は 、主に数あるプリセットの選択からの声色の変更に対して

Synthesizer Vは、自らのセッティングにおける声色の変更という違いが、現時点では明確にあると思う。


あと言えることは

VOCALOID6もそうだけど、VOCALOIDシリーズにおいては、ボーカルソフト内でリバーブやディレイ、コーラス、コンプ、EQなどをかけられるところがSynthesizer Vとは違う所だろうか。

当然のようにDAW側でもプラグインソフトでの設定ができるため、色々と試せることは確かです。


細かい作業が苦じゃない人、AIボーカルの声色を極めていきたい人はSynthesizer V

細かい作業、細かい設定が嫌いな人はVOCALOID6という感じかなと個人的には思います。

ボーカルの設定作業でも、時間を取ろうと思えば永遠取れるため。

 

※VOCALOID6は年末から使い始めて、まだ数日間しか使ってないけれど、今までのVOCALOID5での作業があったため、内容をある程度理解しての感想となっています。

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