現在話題になっている芸人の個人的批評に関して。

せっかく書いた記事がログイン切断状態になり消えてしまったため、もう一度書かなければならなくなりました。
今話題のお笑いの界の芸人が、同業者を批評している件に関して個人的に思ったことを伝えます。
この粗品という芸人は、お笑い芸人としてだいぶ意識が低い状態になっていると思う。
まるで一般人目線で同業者を批判しているみたいだという事。
現時点において「他の芸人を批判できるほど、あなたはそんなに面白いんですか?」という疑問が、おそらく世間中に溢れていることは確かだろう。
「お笑いの頂点を目指しているなら、他の芸人の批評に力を入れる前に、あなたが面白くなってください」としか言いようがない。
普通は、同業者に対する批判を公の場で行うなどおそれ多くて出来ないんだけどね。
「あなたはそんなに優れてるんですか??」という返答が必ず 回りから返ってくるため。
怖いもの知らずという若者世代においては、一時的に仕方がないことだとは思うし、きっと一部でも静観している状態でしょう。
芸人やアーティストの批評は、基本的にはそれを見聞きする一般の人がするものであり、同業者がするものではないだろう。
誰もができる限りのことをやって、その業界で生き残ろうとしているわけだから。それを同業者の人間が、それらの人達の努力を潰す資格や権利はないように思う。
それが娯楽であるなら、一般の人が自分が見聞きしている芸人を批評するのは普通の話だけど、同業者の人間が公の場で同業者を批評するのは、フェアーじゃないしおかしいとさえ個人的には思っている。
それがプライベート内での批評であるなら問題はないことも確か。
粗品という芸人は、苦労をせずに上層まで来てしまったんだろうなとさえ思ってしまうね。
そのために、芸人達の努力も分からなければ、痛みも分からない、だからこそ言えるんだろうなとさえ思ってしまう。
初期段階で見かけた、あの相方に突っ込む時の優しい片手チョップぐらいで済ませればよかったのになとは思ってしまう。
あの優しい片手チョップの突っ込みはどこへいったのかとも思う。
個人的に、あの片手チョップの突っ込みを見た時、今の若者世代の突っ込みってこうなんだと思ったことも確かだ。
今まで見てきた突っ込みは、見てても肉体的に相当痛そうだったため、時代は変わったのかとさえ思ったけれど、今度は精神的な突っ込みに入ってしまったのかと思ってしまう。
ちなみに、今年の冬だったか??不動産関連のことで訪問して、非常に寒い中、玄関口で「あなたの通帳見せてください!!」と約2時間ぐらい交渉してきた営業マンの若者が粗品という芸人に若干似てました。
なかなか帰ってくれなかったため、最終的に「警察に電話するけど、いい??」とこちらが言って強制的に帰ってもらったことがある。相手は「警察には言わないでください」と言い、俺は「OK!」と返し、「それじゃまたね!」と俺は言ってその若者を見送りました。
交渉中の世間話の中では、その若者が自分のSNSにはフォロワーが数百人いると言っていたため、やがて「俺の曲、そのSNSで宣伝してよ。結果が出てきたら、もう一度来て!そしたら感謝の気持ちを込めて見せてあげるから!」という交渉に変わったけれど、相手は「できれば今日決めたい」という気持ちが強く、その押し問答の繰り返しになってしまった。しかしあの粘り強さはスゴいなと思ったということ。こっちは寒くて死ぬかと思ったぐらいだ。
俺は相手に俺の楽曲をそのSNSで宣伝してもらいたいと強く思い、相手は俺に通帳などをデータを見せてもらいたいと強く思っている中での交渉だった。(この現象こそが、お互いの思惑がぶつかり合っている状態です。)
どうであれ、もしも粗品という芸人に、あのような粘り強さがあるなら、エネルギーの向け方を変えた方がいいだろうという事でした。