なぜ日本電解は民事再生手続きをするまでになったのか?に関する個人的見解。

2025年01月13日

日本電解は、親戚のおじさんが長年務めていた会社であったため、個人的にも関心を強く持っている。

そのおじさんと言うのも、俺の父親の一つ下の弟であるため、現在の年齢は77歳ぐらいです。

それで色々とネット上で”日本電解”を調べてみた結果、

原因はアメリカ国内にある子会社”電解アメリカ”の解散に伴う特別損失を計上したことによるものであることが分かった。

この子会社と言うのも”20年3月に三井金属鉱業から電解銅箔を製造する米子会社の全株式を取得”したものらしい。

日本電解が進めていたジョージア州での新工場建設は、2022年頃から建設延期続きで、いまだに工場の着工はしていないように思うため、新工場建設への莫大な投資による債務不履行ではないのだろう。(工場建設予定地を確保していたことによる損害はあるとは思うけれど。)


しかしなぜ、日本電解のトップ&上層部は、アメリカ国内にある子会社"電解アメリカ"を解散しようとしてしまったんだろうかと思う。

この子会社は、近年毎年赤字が続いていたらしいけれど、そこまで赤字状況がひどかったのかと思ってしまう。

アメリカ国内でのEV車に対する需要がそこまで伸びない中では、ジョージア州の新工場の取りやめをまず先に進めなければならなっただろうし、

子会社である”電解アメリカ”にもう少し投資して、状況を改善させても良かったようにも思えてしまう。

なぜ子会社である”電解アメリカ”が赤字なのに、ジョージア州に新工場建設しようと粘っていたのかという経営判断ミスはあるようにも思う。


今回の日本電解の上場廃止と民事再生手続きの流れは、実に急で強引な判断な気がしてしまう。

もう少し経営状況を改善していく道はあったように思ってしまうというのが、俺の個人的意見です。


日本電解の倒産の話は、昨日実家に帰った時に聞いた話で、ちょっとした話しか聞いてないけれど、

この日本電解の社長は、あまり人の話を聞かない人らしいという事と、東大出身で出資会社から出向してきた人物という事でした。


この分野(銅箔製造)は、製造業において貴重な分野な気はするんだけど、実にもったいない倒産だったなと思ってしまうという事。恐らく事業自体はどこかの企業が引き継いでいくだろうなと思うけれど。

EV車の需要が伸びる時期があるとするなら、

世界全体の景気が上昇した時か、EV車の価格が値下がった時でしょう。もしくはEV車に対するインフラ整備が確実に整った時だろう。

現在世界全体の景気が低迷している状態下においては、我慢の時期と見た方がいいように思ってしまう。


商売の本番は、ロシアとウクライナの紛争が終結してからです。



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