玉置浩二の「SACRED LOVE」を聞きながら。
人々が寝静まり、キミの世界にも静寂が訪れた頃、
誰かが誰かを愛している歌がどこからか聞こえてきた。
キミはその歌に耳を澄ませながら、その歌が聞こえる方へと歩いていく。
あれから、どこまで歩いてきたかは分からない。
キミは、暗闇の中をただ手さぐりに、その歌の聞こえる方へと歩いていく。
光や温かさを感じられる方へと歩いていく。
そしてキミはいつか目を覚ましていく。
キミを愛する誰かの前で、キミの長い夜はそこで明けるんだ。
~lovepoem~著/Kenji Aso